自立型人材育成に必要なのは「理念」とその浸透です。
研修と経験が人材育成には必要です。しかしそれだけでは「人」は伸びません。
自立型人材育成にこそ、「ワクワクする理念」とその浸透が必要です。
その企業が目指す目的やあるべき姿が明確化され浸透すると
上司のマネジメントやリーダーシップ、部下のフォローシップ、
そして辛いはずの仕事が輝きます。
そのミッション・ビジョン、さらに
「経営戦略」に紐づいた「人材開発戦略」が明確にされてこそ、
人材育成策が機能し始めます。
そこには、時代の変化に応じて「変えるべきもの」と「変えては
いけないもの」が見えてきます。
人的資本経営が叫ばれている今、人材育成は足元の成果達成のためだけに行う時限のものではなく、
御社の将来を見据えた重要かつ長期的な戦略です。
さらに、組織の成長には理念に加え、売上・利益の増加とお金の流れの安定が外せません。ビジョン達成のためにキャッシュフローの安定にも着目しましょう。
下記のような企業様へ
• 自律した社員が育成できず、成果がでない
• 採用が難しいうえに、せっかく入社してもすぐに辞めていく
• 労働生産性をあげるための能力開発策が分からない
• 研修体系を策定したいが方法が分からない
• 新たな事業を立ち上げたが、人を育成できない
• 現状に問題はないが、10年先のビジョン達成のため、社員の意識改革をしたい
• 利益はでているが、このままでビジョンが達成できるか不安
• コロナ借入れの返済が始まるが、キャッシュは足りるのか
コンサルティング内容の一例
会社は、誰にどんな何を通じて、貢献しているのかなど、御社の社会への貢献への想い「使命=ミッション」と、中長期的に御社の目指す「あるべき姿=ビジョン」を改めて定めます。 そのうえで、経営者の方と議論を重ね「あるべき姿」と現状との乖離から、解決すべき課題や問題を抽出します。ご要望に応じてキャッシュフローについて、現状分析とビジョン達成のための計画策定、管理等を行います。また同時にお金以外の「現状」分析も行いますが、この場合一線の現場にも出向き状況を把握します。
そして、「あるべき姿=ビジョン」を実現するために、「価値観・行動指針=バリュー」を全社員で作成していただきます。さらにその内容やご要望に応じて、研修講師を担当するとともに、ミッション・ビジョン・バリューの浸透策を実施しながら、現場での実践等をフォローし、P-D-C-Aを回してまいります。
また、ご要望に応じてOJTツールの作成やご提案をいたします。
コンサルティング事例
A社様…食品製造業
目的
女性活躍推進
具体的施策
- 同社の女性の就労現状と、企業理念および同社の将来を見据えたうえでの女性社員のあるべき姿を明確化し、乖離した現状をさらに分析
- さらに、女性活躍推進上の課題と女性活躍が推進されにくい組織体制や人材育成上の課題を洗い出し、その中から3年間で整えるべき課題を選び改善策立案とスケジュールリングを実施
- スケジュールと現状を対比しながら順次施策実施し、その中で必要と思われる各階層別や役割別研修を継続的に実施中
C社様…IT企業
目的
第1・2期 組織改革プロジェクトチームのサポートとリーダーの育成と、組織成長への課題抽出
第3期 さらに組織をよくするための全階層に対する「意識改革研修」実施中
第4期 全社員で経営理念を策定
具体的施策
第1・2期
- プロジェクトの施策立案や実施中の悩み相談等、継続的なプロジェクトチームのサポートを実施
- リーダー研修を実施し、チームメンバーをリーダーに育成
- 結果、さらに組織をよくするための課題を絞り込み、第3期での課題解決に着手
第3期
- 各階層で、C社様の未来の姿を考えるとともに、自身の将来を描きそれを実現するために自立型人材への変革を促すインターバル研修を開始
- 最終的には、社員全員で会社の目指すべき姿を決定
第4期
- さらなる組織開発を目的に、社員全員で企業理念の策定を実施
効 果
- IT導入企業の増加もありながら、社員の自律的な活動により、売上増加。
- 取引先から、営業社員の積極姿勢に評価のお言葉をいただく。また、若手社員言動が自立的に変化。
D社様…介護施設および介護関連事業
目的
- 企業理念浸透と中長期の目標を達成できる組織と人材を育成する
- 各施設の施設長と介護関連事業の部門長と、それぞれの組織のリーダーの能力向上
具体的施策
- 会社の経営方針書をもとに社長へのヒアリングを行い、研修計画を立案
- 月1回3時間程度のインターバル方式の管理職研修を7回実施、この間、管理職とリーダーは自身が取組むべき課題と行動目標を設定、毎回研修冒頭で実施状況を個人・グループ・全体で実施、状況をリフレクション
- この間、各介護施設への臨店と施設長とのミーティングを実施
F協会様…公法人
目的
- 自立的な組織変革を目的に「理念策定・浸透」を実施
具体的施策
第1期
- 全職員様を対象に、「コミュニケーション研修」および「理念研修」を実施
- トップとミッション策定、トップと幹部の方とでビジョン作成
- 職員全員でバリュー作成
第2期
- 理念浸透策(研修や様々な施策)展開…チームリーダーとの協力体制による
効 果
<トップからいただいた声>
大変お世話になり、ありがとうございました。
理念の浸透度合いや成果の把握が難しい職種ですが、2年間にわたる研修のおかげで、明らかに職員の姿勢が受け身から自発的で能動的なものに変わって来ました。
実は最後の研修の翌日、嬉しいことがありました。全国47支部での前年度業績評価が、なんと4位!ずっと30位台でしたのが前年20位台に浮上し、今回は一気に躍進出来ました。皆んなが、自分から考えて行動するようになり、諦めずに出来る方法を考えるようになったおかげだと思います。
理念を策定し、その浸透を目指した事の成果だと思います。これは、職員の自信にも繋がり、更なる成長が期待出来ると思っています。
本当に、ありがとうございました
<職員様からいただいた声>
その1
ほぼ10ヶ月間、人が減ったところに、通常の3倍ほどの業務が押し寄せ、本当に大変な毎日を送りました。しかし、その中で『「できない」を「できる」に変える』だよね!など、メンバーの口からバリューのフレーズがでたり、コミニュケーションが増えたりしました。
結果、仕事を遣りきることができて、達成感を得ることができました。
(他のリーダーの方と、顔を見合せ、笑顔で頷きあっていらしたのが印象的でした)
その2
新たな事業を企画・実施しなくてはいけない時に、「あきらめない気持ちと行動」だよね!と、メンバーが言い合って取り組んでくれています。
(バリューが、日々の現場で生きていることを話してくださいました)
その3
リーダーご自身の感想
今までのどの職場でも、すべき仕事をこなしている感覚がありました。しかしこの職場に転入し、浸透活動に携わりまだ1年ですが、仕事の捉え方が今までとは全く変わりました。
金融機関
K銀行様ほか複数行
- 銀行の人事制度や文化・風土を踏まえ、支店長級の女性管理職排出を目的にした研修企画と研修実施
T銀行様
- 各階層別研修体系および個々の研修企画のサポート
- 管理者人財育成研修、女性管理職養成講座、新入行員研修、若手行員研修の企画立案サポートと研修実施
御社の人材開発戦略の立案の御手伝いをさせていただきます。
お問い合わせはお気軽にこちらのフォームからお寄せください。